古川電機製作所

概要

会社名:株式会社古川電機製作所
所在地:愛知県名古屋市(本社、営業所)、愛知県春日井市(工場)、岐阜県海津市(工場)
資本金:1億円(授権資本金3億円)
売上高:27億円(2019年3月)
従業員数:163名(男 116名、女 47名)
事業内容:電気機械器具の設計、製造、販売
製造している製品:端子・接続材料 盤・キュービクル 断路器 工具企業理念

企業理念

「Challenge&Create」

ポイント

1. 品質へのこだわり

電力供給に関わりインフラを担う製品を生産していることから、品質へのこだわりを持っている。鉄道や工場設備機器で重要な断路器は顧客のニーズに応えるためにオーダーメイド製品の試作・開発を行っており、大量生産にこだわらずに小ロットからでも注文が可能。配電機器用の端子・接続材料は永年の豊富な経験と技術力で安全性と信頼性を高く評価されている。電力向キュービクルや鉄道・工場設備仕様の盤など、発電所や変電所における電力の効率化と安定供給を支えている。

他に銅加工技術にも高い技術力を持っている。様々な形状の銅に対して深穴加工が可能なこと、少量試作でも大量生産でも効率よく加工するプレス加工、古川電機で製作した放電加工金型を使用し、複雑な形状部品の製造が可能な冷間鍛造。

これらのように高い技術力と信頼、実績を持っているからこそ顧客からの多種多様なニーズに応えることができる。

2. JISQ9005

2010年10月に「品質マネジメントシステムISO9001」から、「品質マネジメントシステムJISQ9005」へとステップアップをした。急速な社会の変化に伴い高い品質と性能が求められる中、顧客からの信頼に応えるため、顧客に安心して使ってもらえるよう切り替えた。製品・サービスの質を改善するための手段とプロセス管理、業務効率化を経て新たな成長を志している。

(JISQ9005は、中堅企業の競争力向上に資する、時代に即したQMS(品質マネジメントシステム)モデルを提示していることに加え、国際的にも、ISO9004の2008年改訂における重要な文書と位置付けられているという意味でも注目されている。)

3. 監査の徹底

毎月安全委員会によるパトロールを行なっているほか、監査を外部に委託するのではなく、内部で行なっている。外部による監査では形だけのものになってしまうため、自分たちの会社の中で調査し合い、自己管理をしている。あえて楽な方法をとらず、自らに厳しい目を向ける姿勢は、簡単に真似できるものではない。自分たちの仕事をシビアに客観視することで、高品質な製品製造に繋がっている。

4. 緊急時への備え

電柱などに使用される製品の在庫を多く用意している。普通の企業は半日程度の在庫を持っているが、古川電機製作所では約2ヶ月分の在庫を置いている。災害などの緊急の注文にも対応できるようにと用意された多くの在庫であり、緊急出荷のためヘリで運べるよう、グラウンドが空けてある。また、地味だが無くては困る仕事だとの意識を持ち、もしもの時を想定し、困っている人を減らせるようにと自らの負担もいとわない姿勢をとっている。

5. 環境活動

古川電機製作所は電気機械器具を製造するだけではない。電気に携わる事業者、または地球市民の一員として、地球環境を守るために全社員が一丸となって環境活動に取り組んでいる。環境問題への取り組みを企業経営における重要な課題と認識し、持続可能な社会の実現に向けて地球環境保全に配慮した事業活動を行っている。

例えば工場のほんの一部に造成した小さなスペースでも、野菜づくりを楽しみ、直に土に触れることでECOを実感することができるFurukawa Farm。国連の定めた「国際生物多様性の日」の5月22日午前10時に植樹などを行なうグリーンウェイブ植樹。古川電機はこの活動に賛同し、環境の一環として自社工場への植樹を行っている。他にも廃棄物削減活動や省エネルギー活動、Ecoドライブ活動にも力を注いでいる。

6. 人の役に立つ

これらの取り組みは全て、「人の役に立ちたい」という目的のもとにある。人の生活になくてはならない電力供給に関わる仕事を、会社一丸となって自らに厳しく評価し合い、いつでもどんな要望にも応えようとする姿勢を持っている。そして、信頼を得るという理念を持ち、高品質な製品を提供し続けている。人の役に立つ製品を使ってもらうには、まず信頼が必要だ。古川電機製作所はお客様を第一に考え、信頼関係を大切にしている会社だ。

参考資料

古川電機製作所

(3年、小林実夏、浜崎夏帆)

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