中津川包装工業株式会社

概要

会社名:中津川包装工業株式会社
所在地:愛知県春日井市(本社・工場)、岐阜県中津川市(工場・営業所)、三重県亀山市(営業所・物流センター)、静岡県掛川市(工場)、埼玉県草加市(営業所)
資本金:1億円
売上高:59億6554万円(2018年3月期実績)
従業員数:145名(男110名、女35名)
事業内容:各種段ボールシート及びケースの製造販売、強化段ボール(ナビエース)の製造販売、段ボールパレット(ナビパレット)の製造販売、各種包装の設計と相談

企業理念

1. 顧客が要求し、顧客が満足する、顧客指向の会社にしよう。
2. 社員全員で英知を集め、新しい知識を取り入れた改革のできる会社にしよう。
3. 計画・目標を誠実に実行し、目標達成に努力し、自己実現に向け切磋琢磨しよう。

ポイント

1.「風通しの良い企業」

月に1度行われる会議でグループごとに意見を交換し、部門間の情報を共有することができる。また、中堅企業であるからこそ、あいさつなどを通して日常的にコミュニケーションを取ることができる。それにより、社員同士の距離感が縮まり仕事にも良い影響を与えていると考えられる。

2.顧客と共に創造

営業担当者が顧客である企業へ実際に訪問し、可能であれば現場を見て、包装のプランニングを行う。その際、設計部門・製造部門とその情報を共有し、最適な包装仕様を検討するだけでなく、顧客と共に試験、試作を重ねることで、顧客の要望に沿った包装を実現することができる。また、配送部門が顧客の声を直接聞き、社内で情報を共有することで、迅速でより良い対応を行うことができる。

3.付加価値を含めた包装

商品を運搬することだけを考えた包装ではなく、物流全体を視野に入れた包装を心がけている。例えば、運搬前後の保管にかかる管理費や輸送の際にかかる運賃などのコストを低減するために、包装材を木枠やスチールから段ボールへ変更することで軽量化する、また、女性や高齢者などでも簡単に組み立てたり分解したりできる包装にする、使用後の廃棄までを考慮する、など、顧客だけでなくその周りの多くの方にとっても価値のある包装を提案している。

4.ナビエース

中津川包装工業株式会社オリジナルの強化段ボールで、1975年開発以来、様々な包装改善を達成し、安定した品質と抜群の強度を保持している。2014年にはナビエースプラスを開発し、1トンを超える超重量物包装まで対応でき、段ボール包装の可能性を広げている。普通、超重量物の梱包には木枠やスチールなどが用いられるが、ナビエースは段ボールであるため、木箱などに比べると軽量であり、トラックの積載効率も上がり、運賃や資材コストの低減、作業性アップにつながる。強度が高いというのは、単に何層にも段ボールが重ねられているわけではなく、普通段ボールより圧縮強度が約60~80%強化することで、安定した高い強度を保持している。この段ボールシートは、薄いもので3㎜、厚いもので10㎜というように、用途や設計仕様に合わせて最適な段ボールを選択することができる。また、ナビエースから生まれたナビパレットも各業界に評価されている。

5.環境にやさしい

段ボールはリサイクル素材であり、再度段ボールとして再利用できるため、木などほかの梱包素材に比べて環境にやさしいといえる。例えば、木パレットの処分は産業廃棄物という扱いになるが、同社の段ボールパレットは使用後、古紙として100%リサイクル可能であり、循環して利用できる環境にやさしい物流資源である。また、上記のような中津川包装工業株式会社の段ボール包装技術による、管理の省人化やコンテナ積載効率の向上は、CO2削減にも寄与すると評価され、2019年2月に「愛知県環境賞」銅賞を受賞している。

(2年、佐野 晶菜)

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