7月9日に、果物の卸売業である名古屋バナナ加工(株)に、ゼミ生が、若者の視点からの果物販売促進案のプレゼンをしました。企業訪問やアンケートの作成、データの分析などを通して、課題に取り組みました。以下に二人の学生のレポートを紹介します。
今回の課題で、企業に対してプレゼンをする場合は、具体性がとても重要ということを学びました。私たちのグループは、バナナを宅配するという促進案を提案したが、実際に配達の面でコストがかかるということを企業の方もおっしゃっていた。私たち自身も配達コストに関しては、問題にしていたが、そこの問題の部分ももっと追及し、実際にこの促進案は可能かどうか、可能ならば具体的な金額の提示などそこまで取り組むことができたらよかった。また、プレゼンを進めていく中で、限られた時間の中で、いかに効率的に取り組むことができるかも重要であると思った。
私たちのグループは、最初思うようにプレゼン作成が進まなかった。具体的な促進案はどうするかについて、考えている間は、無言の時間が多く、各自インターネットで調べ物はしていたが、無駄な時間であったと今振り返ると感じます。だから、思ったことや思いついたことはどんどん共有し、とにかく話すことが大切だと思いました。誰かの一言でアイデアが浮かんだりもするし、実際に今回の宅配サービス案も、そのようにしてアイデアが浮かんだので、もっと話すことが大切だと感じました。
(3年、ゼミ生)
今回の課題を通して、自分が身につけたと思うことは、アンケートを使ってデータを出すということです。今まで、今回のような大規模な人数でアンケートを取り、そこから仮説や傾向などを導き出したりすることがなかったので、アンケートを1つずつ見て、自分のグループの課題に必要なアンケートはどれかを選ぶことが新鮮で、少し難しくも感じました。また、アンケートを作る段階でどのようなアンケートの質問を作るのかを考えるのが1番苦労したと感じます。アンケートにしたい質問はありましたが、その質問をどのような形でアンケートにするか(例えば、複数回答にするか1つだけ回答可能にするかなど)アンケート1つ考えるのにこんなに時間がかかって、また考えなければならないものなのだと知りました。今までアンケートは学校や学校外でもたくさん受けてきましたが、アンケートを作っている人の大変さを知ることができ、今後アンケートを作る機会があった時、この経験で身につけたことを活かしたいと思いました。
また、反省点は、プレゼンのやり方です。伝えたいことはあるけど、どうしても文章や言い方にこだわってしまってたまに紙を見て文をよんでしまったり身振り手振りなどが足りなかったりしたと思いました。伝えることは一緒だとしても聞いてくれる人の目を見て一生懸命伝えようとすることはとても大切なことだと思ったので、意識していくようにしたいと思いました。
(3年、ゼミ生)