こんにちは。向日ゼミ3年生です。
向日ゼミでは、東日本大震災の発生以降、有志のゼミメンバーによって被災地応援のための活動が行われています。その主な活動は、学祭で被災地関連の商品を販売することです。そして、その販売で得た利益は、被災地や被災者の元へ贈られます。昨年は、石巻市に本社のある株式会社ヤマサコウショウさんの「牛たん入つくね」を販売、その利益の約11万円を石巻市に届けることができました。
私を含む、2011年から2018年までのたくさんのゼミ生が、なぜ、このような活動に参加してきたのか。それは、「私たちにできることをしたい」という思いが共通してあったからだと思います。
そして、新た に「私たちにできること」を発見しました!それが、早来小学校6年生による「8000人笑顔プロジェクト!」です。
昨年9月に北海道胆振地方で起きた地震の影響で、唯一学校に被害が出た安平町。昨日、2019年2月21日には再び同じ地方で大きな揺れが発生しました。少しでも多くの方、多くの地域の無事を祈るとともに、このプロジェクトの成功をよりいっそう強く願う気持ちでいます。
「安平町復興ボランティアセンター」のFacebook に、このプロジェクトの記事(2月17日付)が掲載されていますが、許可をいただきましたので以下に紹介させていただきます。
===以下安平町復興ボランティアセンターFacebook記事===
『ご協力のお願い』
\ 早来小8000人笑顔プロジェクト!/
3/5(火)までにあと5500人の笑顔が必要です!!
早来小6年生の「8000人笑顔プロジェクト」。
ただいま約2500人もの笑顔が集まっていますが、それでもまだみなさんの笑顔が5500人分足りていません!
そこで!!
この投稿をご覧になられているみなさんに…
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『笑顔撮影』のご協力をよろしくお願いします。
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早来小6年生の子たちは町内のイベントがある度に自ら足を運び、イベント参加者に声をかけ、たくさんの笑顔を集めてきました。
その努力もあって現在の笑顔数はおよそ “2500” 人。
本当に素晴らしい活動を小学生たちが行なっています。
…ですがリミットの「3月5日」まではあとわずか。
このままでは8000人の笑顔を集めきるのが難しい状況です。
そこで、復興ボラセンでは早来小6年生の子たちに「みんなの笑顔集めをお手伝いをさせて欲しい。」とお願いし、了承をいただきました。
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「たくさん笑顔を見せて町民のみなさんを元気にしたい。」
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これが今の早来小6年生が決めた「8000人笑顔プロジェクト」の “テーマ” です。
子供たちが自分たちの住む安平町にここまでの気持ちを持って、このプロジェクトに臨んでいます。
“彼らも同じ『被災者』です。”
そして、彼らは小学校卒業後、「仮設の中学校」に入学しなければならないことも決まっています。
そんな状況でも自分たちが住む安平町、安平町民を元気にするためにここまでの活動をしてきています。
これは何としても叶えたいです。
“8000人の笑顔を早来小学校に届けたい” です。
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・写真は個人でも、団体、集合写真でもOKです!
→集合写真の場合は写っている人数でカウントします。
・安平町へのメッセージを入れて撮影をお願いします。
→メッセージの準備が難しい場合は画像を加工してメッセージを入れても大丈夫です!
・撮った写真はこの「安平町復興ボランティアセンター」のFacebookのメッセージに送信してください。
・送っていただいた写真はこのプロジェクトのみに使用します。
・3月5日(火)まで集めます!
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「個人で写真を撮る」
「家族で写真を撮る」
「仲の良い5人で写真を撮る」
「会社の40人で写真を撮る」
「グループ100人で写真を撮る」
などなどすべてOKです!
たくさんの方と一緒に笑顔で写真を撮ることができ、そして安平町の子どもたちも応援できるとても素敵な機会ですので、是非みなさん笑顔溢れる写真を送ってください!!!!
ご協力よろしくお願いします!!
復興ボラセンでも写真を撮ったのでこれを参考に是非みなさんの素敵な笑顔の写真を送ってください!
シェア、拡散もよろしくお願いします!
私がこのプロジェクトに期待することは、このプロジェクトに関わった全ての人の記憶に、「安平町は“笑顔”の町」ということが刻み込まれることです。
安平町を思い出すとき、どうしても「被災地」という言葉が付いて回ることがあるかと思います。それによって、被災した当時のつらい記憶や、不安な気持ち、恐怖心などがよみがえることもあると思います。
でも、それと同時に「8000人の笑顔が集まった町」
「8000人の笑顔を集めた町」 という記憶がよみがえったら。
安平町の方たちは、少しだけ幸せな気持ちになるかもしれない。
早来小学校を卒業した生徒は、少しだけ自信が湧いてくるかもしれない。
そんな未来を想像すればするほど、この「8000人笑顔プロジェクト!」は素敵だなあ、と感じます。成功してほしい、と思います。
「8000人笑顔プロジェクト!」、ぜひ、私たちと一緒に応援してみませんか?
(3年 ゼミ生)